ビジネスに効く、社会人大学院生の論文術 ④この論文が好き マーケティングに「未来」という切り口を

ビジネスに効く、社会人大学院生の論文術 ④この論文が好き マーケティングに「未来」という切り口を

ぜひ読んで!
マーケティング担当者
どんな論文?
・シニア世代を単なる年齢ではなく、「未来展望」と将来自己連続性」の2軸で分析・4タイプに分類

やさしいビジネススクールの山下です。
やさしいビジネススクールで新規事業開発をはじめ、さまざまな職務に携わりながら、夕方からは社会人大学院生として、授業に行き、研究に取り組む生活をしています。

今回から3回に渡って、私の好きな論文をご紹介していきます。

1回目に取り上げる論文は、
シニア市場の多様性分析
― 未来展望と将来自己連続性の観点から ―(マーケティングジャーナル 2023年42巻4号) 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/marketing/42/4/42_2023.015/_pdf/-char/ja

マーケティングを担当している方に特におすすめします。

「年齢」では見えないシニア市場のリアル

従来のマーケティングにおいて、たとえばシニア層をセグメントするとき「65歳以上」といった年齢による大まかなくくりで捉えられがちでした。
しかし、実態としてのシニア市場は非常に複雑であり、もはやシニアをひとくくりにすることはできません。
そこで重要となるのが、消費者が自身の未来をどう捉えているかという、「未来展望」という切り口を解き明かしたこの研究成果です。

未来の2つの軸を示した!

シニア世代を単なる年齢ではなく、以下の「未来」に関する2つの軸で分析することを提唱しています。

未来展望:将来をどれだけ前向きに考えているか
将来自己連続性:今の自分と将来の自分がどれだけつながっていると感じているか

これらの軸を用いることで、「65歳以上」というシニア層を4つのタイプに分類することが可能になります。

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こうした分析軸は、シニアに限らず、ありとあらゆるマーケティングにおいて利活用ができます。
たとえば、若年層でも未来の見方はそれぞれでしょうし、特定の業界においても応用できる切り口です。
マーケターが今すぐに使える軸を提供したのは、本論文の素晴らしい貢献と言えます。

(やさしいビジネススクール 山下浩輝)

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シニア市場 将来展望でセグメント分けを
https://ronbun.news/paper/29-senior-market-segmentation-analysis

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